皮ふ科、アレルギー科
あい皮ふ科アレルギー科
〒236-0027
神奈川県横浜市金沢区瀬戸17-6
TEL: 045-788-3335

診療の特色

アレルギー性皮膚疾患について

当院の医師はアトピー性皮膚炎をはじめ、蕁麻疹接触皮膚炎(かぶれ)乾燥性湿疹などの痒みの強い皮膚疾患、手足に生じる汗疱状皮膚炎、掌蹠膿疱症、更にこれらの皮膚疾患の発症・悪化の原因となる食物アレルギー薬剤アレルギー金属アレルギー、汗アレルギー、真菌や細菌のアレルギーなど、アレルギーの診療を専門とし、長年にわたって取り組んできました。

これらの疾患・症状は患者さんにより重症~軽症様々であり、同じ診断でも一律に同じ治療で治るわけではありません。私たちは患者さんと話し合い、その背景にある病態を知ることで、患者さん一人一人に合ったオーダーメイド治療を心がけております。

症状やご相談に応じて、各種アレルギー検査(特異的IgE検査:アトピー性皮膚炎、花粉食物アレルギー症候群等、パッチテスト:かぶれ、金属アレルギー等)を行っております。*パッチテストは患者さんの背部に直接抗原を貼付するため、入浴制限等もあり、10月から5月までが実施期間となります。


蕁麻疹について

蕁麻疹は皮膚に赤く膨らんだかゆみをともなう皮疹が現れる病気で、ヒスタミン等の化学物質が症状を起こします。
治療は抗ヒスタミン薬を中心とした内服治療が主体ですが、他にもアレルギーや浮腫を抑える内服薬を併用することがあります。難治な患者さんでは注射薬(オマリズマブ/抗IgE抗体)などの治療も行なっております。
お困りの方はご相談下さい。


アトピー性皮膚炎について

アトピー性皮膚炎の発症は乳幼児期から小児にかけて多く見られますが、近年は成人発症も多く、難治であることもしばしばです。
皮膚バリアの低下(乾燥肌)、アレルギー反応を起こしやすい体質、環境要因が様々に関係しており、治療は保湿(バリア改善)や抗炎症外用薬、抗アレルギー薬を適切に使用することで大半の方はコントロール出来るようになります。

また近年アトピー性皮膚炎の治療はステロイドだけでなく、PDE4阻害薬(外用剤)、JAK阻害薬(内服・外用)、生物学的製剤(デュプリマブ:IL-4/IL-13受容体モノクロナール抗体)、ネモリズマブ:IL-31 受容体モノクロナール抗体)注射剤等、アトピー性皮膚炎の炎症をピンポイントで抑えていく治療法も開発され、飛躍的に進歩を遂げています。


外用治療

症状や年齢に応じて適切なステロイドや保湿剤を中心とした治療を行い、落ち着いていく過程でタクロリムス軟膏やモイゼルト軟膏(PDE4阻害薬)、コレクチム軟膏(JAK阻害薬)等を併用し、ステロイド外用を減らして寛解状態をめざします。
*モイゼルト軟膏は生後3か月から、コレクチム軟膏は生後6ヶ月、タクロリムス軟膏は2歳以上より使用可能です。


生物学的製剤による治療

外用を中心とした治療を十分行なっても難治なアトピー性皮膚炎患者さんに適応となります。アトピー性皮膚炎における炎症をピンポイントでブロックするため、副作用が少なく、痒みやバリア改善効果が高いです。

・デュピクセント(デュプリマブ:IL-4/IL-13受容体モノクロナール抗体)皮下注射

2週間に1回皮下注射を行います(投与初回は2本、2回目以降は1本)最初は院内で注射を行いますが、自己注射もあるので、安定したら通院間隔を開けることが可能です。12歳以上の難治性アトピー性皮膚炎の方(ステロイドをはじめとする抗炎症外用治療を一定期間おこなっても改善しない方、皮疹の範囲が広い方)におすすめの治療です。   
詳しくはこちら 
デュピクセントの治療について
最近、小児の難治性アトピーや結節性痒疹にも適応追加となりました。お困りの患者さんは是非一度ご相談下さい。

・ミチーガ(ネモリズマブ:IL-31 受容体モノクロナール抗体)皮下注射

4週に1回の皮下注射を院内で行います。13歳以上の難治性アトピー性皮膚炎の方、特に痒みの症状が強い方におすすめの治療です。
IL-31RAは末梢神経以外にも、好酸球、好塩基球、肥満細胞などの免疫細胞や角化細胞にも発現していることから、IL-31はかゆみだけでなく、炎症や皮膚のバリア機能低下にも関与していると考えられています。
副作用として、皮膚感染症や上気道感染、皮膚炎の悪化などがありますが、従来の免疫抑制剤よりも感染症のリスクが低い、かゆみに対する効果の高いお薬です。お困りの方はご相談下さい。
詳しくはこちら
https://www.maruho.co.jp/kanja/atopic/prescription/

*生物学的製剤や内服のJAK阻害薬は高額医療ですが、医療費助成制度などもあるため、年齢や症状によって適応を相談させていただいております。お困りの方は是非一度ご相談下さい。

尋常性乾癬/掌蹠膿疱症について

乾癬は主に青壮年期に多く、摩擦を受けやすい(肘、膝)皮膚に赤みや鱗屑を伴う皮疹をつくります。頭皮や爪変化を伴うこともあります。原因は分からないことも多いですが、遺伝や生活習慣、環境やストレスなどにより発症、悪化するため、これらを見直しながら治療をしていくことが大切です。

掌蹠膿疱症は、手足に膿疱(うみ)や角化(カサカサ)を生じる病気で、喫煙や虫歯、扁桃炎、金属アレルギー等が発症に関係していること言われていますが原因不明な場合も多いです。

これらはステロイド外用だけでなく、ビタミンD3軟膏やエキシマなどの光線治療、オテズラ(PDE4選択的阻害薬)内服や生物学的製剤などの適応となる場合もあります。

また手足の関節の痛みを伴う場合には早急に治療介入が必要ですので、気軽にご相談下さい。

セラビームUV308mini (ウシオ電気)

当院のエキシマライト:
セラビームUV308mini (ウシオ電気)

光線治療(エキシマライト)について

紫外線は皮膚の免疫細胞に作用して、炎症やかゆみをおさえることで、湿疹皮膚炎(アトピー性皮膚炎)や尋常性乾癬掌蹠膿疱症などの炎症性角化症疾患を改善します。また白斑や脱毛を起こす免疫細胞を抑制できることから尋常性白斑円形脱毛症にも効果が証明されています。エキシマライトは従来の紫外線療法に比べて病変部位のみに照射が可能であり、不要な短波長をカットしていることから皮膚への発がん性などのリスクが最小限に抑えられています。上記疾患で保険による治療が可能です。

当院ではウシオのセラビーム®UV308を導入しており、この機器はエキシマフィルターにより、病変部以外の紅斑などのリスクが最小限とされています。

最初はある程度出力を上げるため週1~3回の通院をお勧めしていますが、光線量が上がれば2~3週に1度の通院も可能です。通常5~10回から効果を認め、2か月から半年程度治療を行います。副作用としては色素沈着や光線に弱い方は強い日焼けのような症状がでることがあります。

*紫外線過敏症、体内に医療電気機器を装着されている方、免疫抑制剤を使用されている方、悪性腫瘍を合併されている方は適応外となりますので、ご注意ください。

尋常性白斑について

自己免疫によって起こる皮膚の色が白く抜ける病気です。若年者では、他の全身性の病気と合併する場合もあります。
薬剤や一部の化粧品でも発症が見られます。

昔ながらの外用療法もありますが、近年ではエキシマライト(光線治療)の効果が認められており、保健適用となっています。
お困りの方はご相談ください。

にきび(尋常性ざ瘡)

にきびは思春期に皮脂の分泌が増加し、毛穴が詰まることによって、細菌等による炎症を起こす疾患です。進行すると、炎症が広がり皮膚の深い部位に及んで、瘢痕が残ることもあるので、早めの治療が大切です。最近はマスク生活により、治りにくくなり、大人ニキビも増えています。

当院では、抗菌薬、抗ニキビ薬、漢方薬などを組み合わせて、患者さんの1人1人の状態に合わせた治療を行っています。
また、ニキビケア製品やピーリングなどの自費診療も行なっています。化粧品やスキンケアなどについても気軽にご相談下さい。

脱毛症について

代表的な脱毛には、円形脱毛症、男性型脱毛症(AGA)、女性のびまん性脱毛症等がありますが、膠原病や感染症により起こることもあります。

様々な原因があるため、皮膚科専門医が視診を行い、脱毛パターンを確認し、早期に適切な治療を行う必要があります。

皮膚生検などが必要な場合は連携病院にご紹介させていただいています。

円形脱毛症は保険診療(内服、外用、エキシマライト等)が中心となりますが、AGAや女性の薄毛などは保険外診療(自費診療の項目参照)も行なっております。

ワキ汗、多汗症について

腋窩多汗症については保険で認可された多汗症の抗コリン外用薬(エクロックゲル、ラピフォートワイプ)があります。双方とも長期処方も可能となりました。

手掌多汗症について、近年保険で認可された本邦初のスプレー剤(アポハイドロローション)が発売されました。
手汗でお困りの方もご相談下さい。

外用薬では効果がない方や頭皮の多汗症の方は、抗コリン薬内服などの保険診療も行なっております。副作用や基礎疾患等で抗コリン薬が使用しにくい方は漢方薬なども処方させていただいています。お困りの方はご相談ください。

皮膚感染症

帯状疱疹、単純ヘルペス、水疱瘡、いぼ、とびひ、水虫など

帯状疱疹

帯状疱疹は、身体の中に潜んでいたヘルペスウィルスの一種である水痘ウィルスによって起こります。

近年は高齢化もあり、以前よりも発症数が増加しております治療が遅れると帯状疱疹後神経痛、角膜炎、脳炎など重篤な後遺症を残すこともあるため早期の治療が必要となります。

当院では予防接種も扱っておりますので、ご相談ください。

単純ヘルペス

単純ヘルペスは口や鼻、陰部に痛みを伴う水疱が定期的に起こる病気です。

抗ウイルス薬の外用だけでなく、内服薬(治療・予防投与)なども保険適応となっております。

いぼ

手足によくできる尋常性疣贅、子供の体幹にできる水いぼ、主に中年期以降にできる脂漏性角化症などがあります。

液体窒素療法を中心とし、外用や漢方治療を組み合わせた治療を行なっております。

水いぼは手足のいぼと異なり、自然治癒することも多いですが、難治の水イボの方、痛みを伴う処置が難しい方には、自費の銀イオンクリーム販売もおこなっております(詳細は自費診療のページ参照)

とびひ

子供に多い、皮膚の細菌感染症です。

治りにくい方は培養検査も行なっております。

丹毒・蜂窩織炎

急速に進行する皮膚の細菌感染症で、主に丹毒は顔面、蜂窩織炎は下腿に発赤腫脹が見られ、溶連菌、黄色ブドウ球菌が原因であることが多く、早期の抗菌薬投与が必要となります。

水虫

皮膚の真菌感染症 足、爪が多く、放置すると身体の様々な部位に広がり、蜂窩織炎などの重篤な皮膚感染症の原因ともなるので、治療が必要です。

近年、外用・内服共に効果の高い薬剤が開発されており、保険適応となっております。

連携病院

  • 横浜市立大学附属福浦病院
  • 横浜市大市民総合医療センター
  • 横浜南共済病院
  • 横須賀共済病院
  • 横浜市民病院

再診受付

クリニック情報

医院名
あい皮ふ科アレルギー科
院長名
池澤 善郎
所在地
〒236-0027
神奈川県横浜市金沢区瀬戸17-6
診療科目
皮ふ科,アレルギー科
電話番号
045-788-3335